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「ゾンビと戦うということ」

これまでの映像や情報でお分かりのように、レオンとクレアが作品として10年ぶりにチームを組み、
ラクーンシティの時と同様にゾンビと戦います。
そういう意味ではレオンもクレアもゾンビと戦うことに慣れていますし、それ以前にゾンビを見慣れています。

それでは、他の人々はどうでしょう?
空港ロビーをゆっくりと歩く、血色の悪い人間が現れたからっていきなり、

「あっ、ゾンビだ!」

とはならないと思います。

「何だろう、あの人?」
「何か様子がおかしいぞ」
「大丈夫かな?」

という反応が普通でしょう。

それは何故か・・・やはりゾンビが人間の姿をしているからでしょう。
しかもその姿が知っている人、仲のいい人であればなおのこと、その様子のおかしい人間を怪物とは思わないでしょう。

心構えが出来ていないので、あのスローな動きのゾンビに噛まれてしまうのです。

レオンやクレアだって最初からゾンビありきの人生を送ってきたわけではありません。ゾンビ慣れしていない時期だってあったのです。二人がラクーンシティでゾンビとの戦闘を経験しているからこそ「対ゾンビ」の心構えが出来ているのです。

ただ、その貴重な経験は人の形をした怪物を退治するという悲しいプロセスの積み重ねであり、レオンもクレアも望んでいたものでは決してないはずです。
本人たちに聞かないと分からない部分ではありますが、きっと迷い・恐怖・無念・割り切り・責任感などが入り混じった感情なのでしょう。

そういった感情を本作で見せてくれるのかどうか、とても楽しみなところです。

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このゾンビだって誰かの息子さんだったりだんなさんだったりお父さんだったりするのです。

執筆:D

©CAPCOM CO.,LTD./Resident Evil CG Film Partners

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