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「映像特典(6)「バイオハザード5」特別映像」

12/17のDVD/Blu-ray/UMD発売が決まった本作品、今回紹介する特典映像はカプコンのゲーム「バイオハザード5」の特別映像です。

実は今回、「バイオハザード5」の映像が二つ収録されています。一つは「東京ゲームショウ2008」で上映された映像です。既にご覧になった方もいらっしゃるかと思います。もう一つは何と、「バイオハザード ディジェネレーション」の劇場公開やDVD&Blu-ray用に特別に制作された、他では見られない貴重な映像です。

DVDやBlu-rayで「バイオハザード ディジェネレーション」を楽しんでいただき、さらに「バイオハザード5」への期待を高めていただければと思います。

バイオハザード5
「バイオハザード5」
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

執筆:D

「映像特典(5)ピクチャー・イン・ピクチャー」

これまで特典映像のいくつかについて話をして来ましたが、今回紹介するのはBlu-ray版のみに入っているものです。

その名は「ピクチャー・イン・ピクチャー」。

Blu-rayの大容量、そして本編を流しながら別の映像を流せる機能を活かしたこの特典、詳しく説明させていただきます。

このモードで本編を鑑賞すると、画面に複数のアイコンが並んで表示されます。
各アイコンは「ビデオコンテ」、「モーションキャプチャー」、「アニマティクス」に割り振られております。

ビデオコンテとは、文字のみで構成されている台本をもとに描かれた絵コンテをビデオ撮影し、映像として見られるものです。「動く絵コンテ」という感じのものです。

モーションキャプチャーは絵コンテをもとに、マーカーという小さな物体をちりばめた全身タイツを着た役者さんの動きを撮影し、データを取得する工程です。

アニマティクスとは、モーションキャプチャーで捉えた役者さんの動きをそれぞれの登場キャラクターのCGモデルに当て込み、CGキャラクターが動いて見える、まだとても荒いCG映像です。キャラクターのみならず、背景のCGも完成からは程遠く、エフェクトも最低限しか表示されず、あくまでも動きやカメラアングルを確認するためのものです。この段階からCGのクオリティーを上げ続け、最終的なビジュアルまで仕上げていきます。

話をアイコンに戻します。

本編を観ながらそれらのアイコンを選ぶことで、画面上にウィンドウが表示され、その中に選んだアイコンの映像が映し出されます。

例えば、本編を観ながらアニマティクスのアイコンを選べば、ウィンドウの中にその場面のアニマティクスが流れるわけです。
しかも、アニマティクスを映し出している最中に急に「ここって絵コンテ段階ではどうなっていたんだろう?」と思ったらビデオコンテアイコンを選び、ウィンドウ内の映像をビデオコンテに切り替えることが出来ます。本編の上映を途中で止めることなく、です。

アニマティクスに関しては本編の長さと同じだけ(=エンドクレジット等を除く全編)収録しているのですが、ビデオコンテに関してはその後カットされたシーン、モーションキャプチャー時に現場で内容が変わったシーンがあるので、存在しないパートがあります。モーションキャプチャーに関してもモーションキャプチャー抜きで作られるシーン(飛行機が空を横切るところ、PCモニターがアップになるところ等々)に関しては存在しません。

画面上のアイコンの点灯具合を見ればそのカットのビデオコンテやモーションキャプチャー映像が存在するか把握出来ます。例えば、ある瞬間にアニマティクスとビデオコンテとモーションキャプチャーのアイコンが全て点灯していれば、3つとも映像が存在し、選択可能であることを意味します。別の瞬間、アニマティクスとモーションキャプチャーのアイコンだけが点灯していてビデオコンテのアイコンが消えていれば、その瞬間に該当するビデオコンテが存在せず、アニマティクスとモーションキャプチャーしか選べないことになります。

本編を鑑賞しながら、一度も本編を止めることもなく、同時に3バージョンの途中過程の映像を観られるなんてすごくありません?
業界的にもかなり画期的なことだと自画自賛したくなっちゃいます。

この贅沢な特典だけでもBlu-ray版が欲しくなるでしょ!
一見の価値ありです。

執筆:D

「ビックカメラ有楽町店の壁面」

現在、ビックカメラ有楽町店で展開している有楽町ビックカメラで現在展開している
「バイオハザード ディジェネレーション」の壁面広告です。
見よ、このド迫力!

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執筆:D

「映像特典(4)ギャグ映像集」

12/17のDVD/Blu-ray/UMD発売が決まった本作品、今回紹介する特典映像(DVDとBlu-rayに収録)は個人的に一番力の入っているものです。

その名も「ギャグ映像集」。

実写映画であれば数多くのNGが発生するので、それらシーンを集めて楽しむことが出来ます。しかし、CG映画ではあえて作らない限り、NGというものは存在しません。しかも、アニマティクスで使うシーンを確定させてからCGを仕上げていくので、使われもしないシーンを無駄に作ることもありません。そうなると、世に出ない、未公開シーンというものが全くないのです。

でも、映画の特典映像と来れば、本編には登場しないシーンって期待しちゃうじゃないですか!

そんな期待に応えるには、やはりわざわざ作るしかないんです。
しかし、本編で使用しないCGを作る時間的な余裕は今回はありませんでした。
いろいろ考えた結果、「絵を作れないのであれば、声を録ろう!」ということになりました。

本編用に作った様々なカットをいろんな風に組み合わせ、本編とは全く違ったシーンを作り、その全く新たなシチュエーションに沿って新しいセリフを考え、そのセリフを声優さんにしゃべっていただいたのです。そうです、ちゃんとレオンならレオンの声優さん、クレアならクレアの声優さんが新たなセリフをしゃべってくれているのです。

本編がシリアスなものなので、どうせ新たなシーンを作るのなら、お笑い要素満載なものにしようということになりました。
なので、カッコいいあの人や綺麗なこの人、シブいあの人や悪いこの人がカッコ悪かったり情けなかったりだらしなかったりしちゃいます。

ニヤニヤしてしまうもの、クスッと笑えるもの、爆笑してしまうものに仕上がっていると思います。

これもひとえに、張り切ってギャグセリフを演じてくれた声優さん、そしてこの企画をOKしていただいたカプコンの小林プロデューサーのおかげです。どうもありがとうございました。

あと、実は本編に登場しないビジュアル的な要素がチョロチョロっと入ってます。是非見つけて下さいね!

ということで、是非このギャグ映像集を楽しみにしていて下さい!

最後に、

「これらギャグ映像は登場人物の実際の人格や本作及び原作ゲームの内容を正確に反映したものではございません。」

執筆:D

「映像特典(3)"レオン"なりきりインタビュー」

12/17のDVD/Blu-ray/UMD発売が決まった本作品のDVDやBlu-ray(一部Blu-rayのみ)に入る映像特典を紹介してきましたが、今回のはちょっと変わってますよ!

その名は「"レオン"なりきりインタビュー」。

実は2007年11月にモーションキャプチャー収録を始めた当初から、特典映像用にレオンのインタビューというものを作りたいと考えてました。ハリウッド俳優のレオン・S・ケネディが「バイオハザード ディジェネレーション」の完成後、レポーターの質問に答えながら、

「あのシーンは大変だったよ!」
「神谷監督はですねえ・・・」
「是非作品のこういうところを楽しんで欲しいね」

という話をする、よくテレビの情報番組の映画コーナーで観るアレです。

本編の中では常にシリアスで、命懸けのアクションを見せてくれるレオン。
そんな彼の違った側面、特に笑顔や声を出して笑ったところを見たいじゃないですか!

そんな「素顔」のレオンに触れる機会として考えたのがインタビューです。

そこで、質問だけを用意し、レオン役のモーキャプの俳優さんに私がインタビューを敢行。
本編のモーションの収録中も非常に面白い方だったので、回答の台本などは用意せず、オールアドリブとなりました。

「おまえ、レオンちゃうやん!」
「レオンって本当にそうやって答えるか!?」

とツッコミを入れたくなることもありましたが、結果、スタジオ内大爆笑の楽しいものに仕上がりました。

そのモーキャプデータを使ってレオンの姿のインタビュー制作に臨もうと思ったのですが、モーキャプ収録をする場面があまりにも面白くあまりにも自然で、改めて声優を使ってその面白さを再現する自信がなくなってしまいました。

なので、今回はレオンにはクールなままでいてもらい、インタビューは俳優さんの映像をそのまま使った「レオン風」でお届けします。
見た目はモーキャプ俳優さんですが、是非レオンのビジュアルを想像しながらご覧下さい!その方が何倍も楽しめますから。

ちなみに俳優さんは神谷監督のモノマネも披露しているので、メイキング映像「The Generation of DEGENERATION」に登場する本物の神谷監督と見比べて下さい。

執筆:D

「映像特典(2)キャラクター・プロフィール」

12/17のDVD/Blu-ray/UMD発売が決まった本作品!
前回に続いてDVDやBlu-ray(一部Blu-rayのみ)に入る映像特典について説明いたします。

今回は「キャラクター・プロフィール」。
あえて補足するならば、登場キャラクター達のプロフィールです。まんまです(^^

本作品に登場する主要キャラクターの絵とテキストプロフィール、そして彼らが大活躍する場面の静止画を閲覧出来る特典なのですが、主要キャラクターの中でも「特に主要」な某お二人に関してはちょっとした「仕掛け」を用意してます。

メイキング映像に比べれば地味な特典ではありますが、本編中にセリフで語られていない情報も盛り込んであるので、おさらいのためにも是非お勉強下さい。

執筆:D

DVD/Blu-ray/UMD収録「日本語吹替について」

今回発売されるDVD/Blu-ray/UMDではゲームシリーズの「バイオハザード」キャラクターとしては
初めて日本語で吹替された声を聞くことができます!
声優さんも実力派を取り揃えました。主なキャラクターの吹替担当者は以下の通りです。


・レオン・S・ケネディ / 山野井仁(『黄金勇者ゴルドラン』/海賊戦艦キャプテンシャーク役)
・クレア・レッド・フィールド / 甲斐田裕子(『ER緊急救命室』/(ニーラ・ラスゴートラ役)
・アンジェラ・ミラー / 安藤麻吹(『精霊の守り人』/バルサ役)
・グレッグ・グレン / 竹田雅則(『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章』/ギラク役)
・ラーニー・チャウラー / 矢島晶子(『クレヨンしんちゃん』/野原しんのすけ役)
・ロン・デイビス上院議員 / 広瀬正志(『機動戦士ガンダム』/ランバ・ラル役)
・フレデリック・ダウニング / 江原正士(『NARUTO -ナルト-』/マイト・ガイ役)
・カーティス・ミラー / 小山力也(『24 -TWENTY FOUR-』/ジャック・バウワー役)


吹替版で観るとまた、違った体験をすることが出来ると思います。
皆様、是非日本語吹替版でも本作をご覧になってみてください。

「映像特典(1)メイキング:The Generation of DEGENERATION」

東京・名古屋・大阪の三箇所で二週間にわたって限定公開された「バイオハザード ディジェネレーション」ですが、大盛況のうちに公開終了を迎えました。10/17新宿での前夜祭、翌10/18の名古屋と大阪での初日舞台挨拶に立ち会い、劇場にお越しいただいた皆様とエキサイティングな時間&空間を共有させていただきました。

劇場で本作品をご覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。

そして劇場で本作品をご覧いただいた皆様&ご覧いただいてない皆様にニュースです。
12/17に本作品のDVD/Blu-ray/UMDが発売になります!!!

そんな中、早速DVDやBlu-ray(一部Blu-rayのみ)に入る映像特典について説明をさせて下さい。

まずはメイキング映像の「The Generation of DEGENERATION」。

使われている単語の意味は、
GENERATION(ジェネレーション):生産・発生・産出
DEGENERATION(ディジェネレーション):堕落・退廃・(組織の)変質

この二つを合わせると、
「本作品(DEGENERATION)の制作(GENERATION)」
という意味を持ちつつ、
「壊れ消え行くものを産み出す」
というパラドックス的な意味合いをはらみます。
「うまい!」と自分で言いたくなる題名です(^^

題名の解説だけでエラい長くなってしまいましたが、要は本作品の約30分の「メイキング」ものです。
神谷監督、小林プロデューサー、脚本家の菅さん、CGを制作したデジタル・フロンティアの豊嶋さんのコメントを交えつつ、原画、絵コンテ、アニマティクス、モーションキャプチャー風景、アフレコ風景等々をふんだんに見せることでこの作品が企画から完成までどのようにして完成していったかを楽しく、アカデミックに説明しております。

本編を観て、その後にメイキングを観て、もう一度本編を観たくなる作りになっているので、是非にじみ出続ける味わいを楽しんで下さい!

執筆:D

「DVD/Blu-ray/UMD/フィギュア付Blu-ray BOX 発売決定!!」

10月31日で上映終了になりました『バイオハザード ディジェネレーション』の発売日が決定しました!
2008年12月17日(水)にDVD、Blu-ray、UMD、数量限定のフィギュア付Blu-ray BOXの4種類でリリースします。
各商品の詳細は下記の通りです。パッケージはDVD/Blu-rayでオリジナルアートを採用!また、劇場版では見れなかった映像特典なども収録しております。皆様、是非ご予約!ご購入ください!!!

<DVD>
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●初回限定生産分のみスーパージュエルパッケージ仕様
収録分数:約96分/カラー/画面:スクィーズ(ビスタ)
音声:①5.1chドルビーデジタル(オリジナル英語)
    ②5.1chドルビーデジタル(日本語吹替)
字幕:①日本語字幕②英語字幕
ディスク:片面2層
¥4,743(税抜)/¥4,980(税込)

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●通常版パッケージデザイン
(収録内容は初回限定生産版と同じになります)
¥4,743(税抜)/¥4,980(税込)


<Blu-ray>
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●単品
収録分数:約96分/カラー/画面:スクィーズ(ビスタ)
音声:①5.1chドルビーTrue-HD(オリジナル英語)
    ②5.1chドルビーデジタル(日本語吹替)
字幕:①日本語字幕②英語字幕
ディスク:片面2層(50GB)
¥5,695(税抜)/¥5,980(税込)


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●限定5,000セット! フィギュア付Blu-ray BOX(G-フィギュア)
原型制作:谷口順一氏  原型監修:竹谷隆之氏
封入内容
・G-フィギュア
・特製ブックレット
・竹谷隆之氏による原型原画の複製
※同梱されるBlu-rayは単品商品と同一になります。
¥12,190(税抜)/¥12,800(税込)


<UMD>
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収録分数:約96分/カラー/画面:スクィーズ(ビスタ)
音声:①2.0chドルビーデジタル(オリジナル英語)
    ②2.0chドルビーデジタル(日本語吹替)
字幕:①日本語字幕②英語字幕
ディスク:片面2層
¥3,800(税抜)/¥3,990(税込)


■映像特典
(DVD/Blu-ray 共通)
①メイキング:The Generation of DEGENERATION
モーションキャプチャーシーンからアフレコ、USコミコンでの発表風景まで、本作完成までの流れを映像で追う。
②キャラクター・プロフィール
ファン必見!メインキャラクターの詳細情報データを収録。
③“レオン”なりきりインタビュー
レオン役のモーションキャプチャー担当がレオンに成りすまし語るインタビュー映像
④ギャク映像集
本編のカットを組み替えたシーンに新規でおバカセリフをあてこんだ映像集
⑤ゲーム「バイオハザード5」特別映像集
劇場で本編終了後のみでしか流されなかった「バイオハザード5」の劇場用特報などを収録
⑥オリジナル予告編集
本作で作られた予告編を全て収録

(Blu-rayのみ)
①ピクチャー・イン・ピクチャー(BONUS VIEW)でみるアニマティックス、モーションキャプチャー、ストーリーボードの比較
Blu-rayでしかみることのできない、本作完成までの過程を3つの角度からご覧頂けます。
②Blu-ray LIVE
③ポップアップトリビア

※UMDは予告編のみの収録になります。


「TGS回顧録(5):小林プロデューサー・オン・ステージ」

10/11、カプコンブースのステージにおいて小林プロデューサーが「バイオハザード ディジェネレーション」の紹介をされました。
東京ゲームショウトレイラー上映後、本作品に登場する様々な登場人物のお話をされました。

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小林さん登場時。

集まった観衆はレオンのカッコよさとクレアの美しさにうれしい驚きの声を上げていました。
そして、登場キャラの一人として「ゾンビ」が紹介された時には笑いも。登場人物・・・微妙なところです。

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大画面に映る小林さん。

ゾンビ以外の「人間離れ」したキャラは「G」。
もしGのことをより詳しく知りたい方は是非「バイオハザード2」をプレイしておさらいしておいて下さい。

執筆:D
©CAPCOM CO.,LTD./Resident Evil CG Film Partners

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